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初体験 
つまらない飲み会だった。最初は。
ジントニック3杯飲んで、煙草をずっと吸ってた。
ムリがある。私だけ29歳なんて。
みんな、25とか・・・年下ばっかり。
人数合わせで誘われた。来なければ良かった。
しょうがないよね、三十路間近の女を相手にする男なんている訳ない。
職場の子にお願いされた。
「汐璃さん、一人ドタキャンになっちゃって。お願いします」
なんで、いつも私はこういう時に利用されるんだろう?
そして、断れない。後悔ばかりする。

帰ろうかと思って、席を立ったら
「帰るんですか?僕も抜けますよ」
誰だっけ?名前なんて覚えてない。
細身だけど、腕にはちゃんと筋肉ついてる。腹筋も割れてるだろうな。若いって羨ましい。
顔も悪くない。こんな子いたんだ。
「汐璃さん、あと1杯で帰るって」
帰っちゃうんですか~。2次会もいきましょうよと、声がする。
無理矢理、座らされた。
「じゃあ、ジンジャーエール」
「僕も。あ、送って行くから、みんなは楽しんでて」
何者?なんで、私にそんなことしてくれるの?
「僕、涼。名前覚えてないでしょ。つまらないっすよね。こんな飲み会」
適当に相槌を打って、話をした。

涼は本当に送ってくれた。
「駅まで、もうちょっと近い店にすればいいのに。どうせ、終電逃して、その後お持ち帰り
するんだろうけどさ。くだらないよな」

歩いているうちに気持ち悪くなってきた。吐きそう。そんなに飲んでないのに。
煙草の吸いすぎかもしれない。でも、こんなところじゃ吐けない。
あー、ダメ。もう吐きそう。
人の少ないところへ走った。涼もついて来た。
来ないでよと思ったけど、そんな余裕はない。道路の端にしゃがみこんで吐いた。
「ジンばっか飲んでるから。あそこのジントニック強いっすよ
背中を擦ってくれる。もう、だからイヤ。初めて会って、しかも年下くんになんで介抱まで
されるの?こんな醜態まで見られて。私の人生、ムダなことばっか。
フラフラになっていた。みぞおちのあたりがシクシクする。
引きずられるようにして、ホテルへ入った。もう泣きたい。
何が悲しくて、こんな時にラブホなの?

お水飲んで少しベッドで寝てたら、楽になった。
「落ち着いた?」
急に、接近してきた。
キャミソールをまくり上げて、ブラの上から胸をもまれる。
「ちょ、ちょっと何?」
無言・・・
何、これってお持ち帰り?
そのまま、私のお臍の辺りを触って、顔でスリスリする。髭がチクチクして感じてくる。
私は、指フェチの髭フェチ・・・
何だか、気持ちイイ。
タッチが絶妙。触れるか触れないかっていう時と、少し痛いって感じる時。
絶対に使い分けてる。この子、遊び捲くってる。
「ねえ、何歳?」
「24っすよ」
やっぱり子供じゃない。
「汐璃さんて、ホントは・・・」
そう言うと、身体を動かして私の耳元で何か囁いた。
「なんで・・・」
「そんな雰囲気。全身からそういうオーラ出てますよ。壊れちゃいそうで・・・」
それ以上は何も言わなかった。スカートの中に手を入れる。
首筋にキスして、鎖骨を舐めまわす。耳たぶのピアスの穴から唾液が入っていくのがわかる。
私は、緊張して身動きとれなくなった。

彼氏と別れて何年だろう?そんなこと考えてた。
セックスか・・・溜息が出る。必要な理由がわからない。
子供なら人工授精で充分じゃない。
天井をじっと見つめる。鏡張りの天井。自分の上に涼が乗っている。
いやらしいな・・・獣だよな・・・

「大丈夫。力抜いて、トラウマなんて消してあげる」
そうに言いながら、スカートの中に顔を入れる。
シャワー浴びてない。5月でも、結構暑い日が続いてる。
「止めて。シャワー浴びる」
「いいっすよ、そんなの。なんで、そんな事気にするんすか?」
「だって、汚いじゃない。それに・・・」
「臭いが気になるんでしょ?そういう女の人多いですよね。でも、僕はそんなの気にしないっすよ」
じゃあ、せめて電気は消して。部屋中の電気がついたまま。
恥ずかしい。全部見られてると思うと顔が赤くなる。
全く相手にしてくれない。スカート脱がされた。パンティーも下ろされた。
息遣いで、顔が近づいているのがわかる。眼を開いていられない。
割れ目を指で静かになぞってる。やめてよ。だから、男は嫌いなんだ。
ゆっくりと舌が舐めてくる。でも、決して中には入ってこない。指も撫でているだけ。

柔らかい感触。今までと、全然違う。私は、声をあげた。
凄い。何この感じ。気持ちいい。声が止まらない。子宮が収縮してるのがわかる。
もうだめ。どんどんラブジュースが出てくる。
舌先で、ツンツンつつかれる。身体がピリピリしてくる。
ヤダ、こんなの初めて。どうかしそう。爪先がピクピクしてる。

「やめて。ホントにやめて」
涼は止めない。指と舌だけで静かに愛撫してる。
身体がふんわりと浮いている感じ。だけど、下半身だけが勝手に暴走してる。
「気持ちイイ」
呟くように言ってた。
舌の動きが速くなった。一瞬、頭に血が昇った感じがした。
指の動きがはっきりわかる。舌で舐め上げられる度にピクリと反応する。
やめないで・・・
「イったことないでしょ?」
ギョっとした。演技には自信があった。バレたことなんて1度もない。
私はイケない。
だからなのか、男と寝た後、異様に虚しくなる。

「大丈夫。イケますよ。ここ感じるでしょ?」
指と舌両方で、同じ所をせめられる。少しの動きで、声が漏れる。
初めて。こんなに感じるの。なんで?
もう、やめて。ダメ。おかしくなりそう。イヤ。怖い・・・
全身が熱くなった。脚が痙攣する。身体に力が入らない。声も出ない。
心臓が、バクバクしてる。
脚の付け根がピクピクしている。
そして、涼の舌がまた舐め上げた。
「あぁ。もうだめ・・・」
それだけ言うのが精一杯だった。

涼が這い上がってきた。
「口と手だけでも、イったの初めて?」
何も言えない。まだ、身体がふわふわしてる。気だるい。
よく見ると、涼は服を着たままだ。
「する?」
笑いながら、涼は首を横に振った。
「ホントに、そうやって生きてきてるから。見てられないっすよ」
涼は私を抱きしめた。
おかしな格好。私は全裸。涼は服を着ている。
で、ラブホのベッドの上で抱き合ってる。

涼の匂いが私の鼻をくすぐる。
思わず、涼のコットンのパンツの上に手を持っていった。大きくなってる。
「したい」
上ずった声だった。自分でも、こんなにしたいと思ったことはなかった。
涼は何も言わない。黙って抱きしめてくれている。
「ねぇ、口でしてもいい?」
困った顔を涼はしていた。

涼はベッドに腰掛けた。私は跪いて、足の指に舌を絡めた。膝を舐めた。
硬くて、でもツルツルとした皮膚が絡み付いてくる。
腿の内側を舐め回した。おかしな事に、私はそれで感じていた。さっき、涼に口でされた
時よりも激しく呼吸して、涼の肌を味わった。
これだけで、おかしくなりそう。涼の股間に頭を埋める。これが欲しい。初めてそうに思
った。
口に含んで動かしていると、先から淫らなしょっぱい味の汁がでてきた。
私の口からは、喘ぎ声しか出てこない。
ひたすら口と手でした。涼がどんどん大きく硬くなってくる。もう少ししたら、涼はイク。
「汐璃さん、ウマイんだ」
涼の声は掠れていた。
練習したから。中に入れられる前に、口でしちゃえばそのまま寝なくていい時もあった。
「顔見せて」
電気がついたままだった事を忘れていた。どうでもよくなってた。
涼の硬くなったものが口にあればそれでよかった。
咥えたままの間抜けな顔で、涼を見つめた。

先端の柔らかさを舌先で堪能した。指で触るだけでピクンとなる。
口から出したくない、ずっと触っていて、涼の口から零れる声が聞きたい。
おかしくなっちゃったかも?こんな風に感じた事なんて一度もない。
今までは義務的だった。
セックスするなら、フェラしてた方がよかった。でも何も思わない。
だけど、だけど、今は違う。
「ダメだ、イクよ」
ドクドクと痙攣して、涼は「ああ・・」とだけ言った。
口の中いっぱいに、涼の精液が溢れる。
私は全部飲み干した。それなのに下半身がズキズキ疼いてる。
物足りなさに、戸惑っている。

涼が私の頬にキスした。思わずしがみついてた。
私、何してるの?涼としたいと思ってる。でも、口にはできない、そんな言葉。
それに気付いたみたいに涼は言った。
「今日はしないっすよ。次に会うことがあったらだな。
それより、汐璃さんは、男からしたら守ってあげたいタイプって気付いてる?
脆すぎですよ。危なっかしくて見てられない。もうちっと強くなってほしいっすね」
訳がわからない。どうして、5歳も年下の涼に諭されてるの?

結局、何がなんだかわからないまま、ベッドに入った。
朝、起きたら涼がインスタントコーヒーを入れてた。
二人で一緒に飲んで、煙草を吸って、別れた。
涼には、あれから会っていない。


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【Re: タイトルなし】 by 旅人


リアさん
コメントありがとうございます。
どこに「ドキッ」っとしたのか気になります。




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このコメントは管理者の承認待ちです
2010/07/24(土) 23:33:21 | | # [ Edit ]
【Re: タイトルなし】
リアさん
コメントありがとうございます。
どこに「ドキッ」っとしたのか気になります。

2010/07/25(日) 13:41:52 | URL | 旅人 #- [ Edit ]


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