夕闇迫り来て
唯雲のみぞ 色変へず漂ふ 空の色黒くなりて 熟れて傷み始めたる 水菓子のやうに溶けだし その中へと身を投げたし 雲になりたしと思ふぞかし 雲となりしは 何処へとさ迷へど 形をば変はりても 咎める者 唯一人としておらず 雲となりては 私が感情は消え去りむ 流れる毎 揺れ去る毎 薄れ行く あなや 信ずること 余りにも愚かしく 情けなきこと これが人生か 人生がかのようなことか あなた 私が雲へとなりたし由 知る人ぞ 私が覚へしより 更に知る 否 消え去りたきと願ふわけ あなたが 誰れよりも知る 違いだらけだ、表現方法間(まだまだ未熟) わからない人、多いだろうな 日本語は美しいのに、どんどん醜く変えてる日本人てどうしようもないね こんなの書いたら、またランキング落ちる 解せない 官能小説書くとランクが上がるって、どうよ? 命がけで書いてるんだぞ! もういいや、ついでに愚痴も書く だけど、昨日の小説もきちんと完結させる 学問だ、小説だと云いておき乍ら、結局は淫らな話を書けば順位が上がるとは、恥ずかしきことぞ。 ああ、もう厭だ厭だ。くだらない、情けない、いっそのこと何も書けなくなってしまへと思うぞかし。 そんな様子を見てひょいと私が手をとりて 「あれ、あなた、何を今頃さような事をおっしゃっているんです。 この世はみんな自分が為にあらう、人の情ほど薄いものはございませぬ。 だったら、すっぱりお止めになったら如何で?余程軽やかなる心持ちになりませぬか」 「しかしだ・・・」 言葉を遮りつつ、冷たき寂しい笑みさえ見せ、私が袖の中へ手を入れるも憚りなく。 「誰も彼も、あなたのことなぞ気にしてはおりませぬ。それが生きるということで。全く。 自分が為だけに生きてゐるなれば、他人がことなど表向きは構っているかのよう、けれど、結局は自分が善い思ひをしたいだけ、ならば、あなたが為したき事をすれば良いではないか。 あなたの好きなやうにすればよいでさう。どうで、短い命なれば、好きに生きた方が仕合せというものであろ」 「さうだな、さうだな」 と答へてはみても、胸の内侘しく、悲しく、えも云はれぬ切なさ溢るる。 ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 |
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